glueing design

プロと見つけるあなたのビジネスの強み

今回webサイトのリニューアルをする中で再認識したことがあります。

自分に決裁権があるものを自分で作るのは難しい

「どういうこと？」
「本職のデザイナーなのになんで？」
このようにお思いになられた方もいらっしゃるかと思います。
本日はこちらについてお伝えします。

自分のことは意外と見えていない

自分のビジネスであっても意外と長所や短所、強みや弱みは見えにくいものです。
デザインやマーケティングやブランディングを学んできた身であっても、です。

「あなたはどんな性格ですか？」と聞かれて答えた性格が、周りの人の認識とは異なっていた！
長所と短所を聞かれて答えに詰まってしまった…

という経験は誰しもよくあることではないでしょうか。
こういったことはビジネスであっても起こり得ます。

私もそうです。
「こうありたい」「こういう仕事をしたい」という思いはあるものの、それを実現するための強みやアピールポイントって改めて考えると意外とわからない。
だって自分の行動や考え方は、自分にとっての普通だから。

自分のことを見るためには

そんな時に有効なのが、第三者からのヒアリングを受けることです。
当事務所の場合ですが、デザインの構築の前にまず事前に確認しておきたいことを記入していただく「ヒアリングシート」というものにご記入をいただき、それをもとに面談・ヒアリングを進めていきます。
ヒアリングシートの記入や面談の中で第三者の視点が入ることで、ご自身にとっての普通の中の突出した部分が見えてきたりもします。

自分で自分をヒアリングすることはできませんから、私も知人が開催してくれたパーソナルブランディング講座を受けてコンセプトの軸を固めてからサイトリニューアルに挑みました。
最初に申し上げた通り決裁権が自分にあるものを自分で作っていくのは正直大変です。
いくらでも自分の手で直していけますからね。
最初の時点で要件定義をしていてもデザインや機能面では「これを追加した方がいいのでは」「これはいらないのでは」とか、コーディング（厳密に言うと少し違いますが、webサイト構築のためのプログラミングのこと）をするにあたっては「このコードの書き方の方がもっと効率がいいのでは」とか、そんな迷いもあったりしました。
ただ、パーソナルブランディング講座を受けてそこで導き出された私たちの事務所の強みをもとに、届けたいターゲットの選定、ターゲットのペルソナの設定をしっかり固めておくことができたので根本的な部分の軸はズレることがありませんでした。

最適なのは私たちのようなデザイナーや、しっかりとした技術を持ってコーチングを行なってくれるコーチとの対話かと思いますが、まずはご友人やご家族などの第三者とお話をしてみるのも良いかもしれませんね。

プロに依頼するメリット

プロに依頼するメリットは、

・ヒアリングで導き出された強みをもとにサイト内の構成を作り、デザインから公開まで一貫して行うことができる

これがとても強いです。
実はwebサイトは公開して終わりではなく、お客様のニーズや状況の変化に合わせて育てていくものです。
最初に作った軸をもとにどういうものを作り、育てていくか、クライアント様と一緒に考えていくことができるのがプロに依頼するメリットと言えます。

デメリットもないわけではない

デメリットはやはりお金がかかることでしょう。
掲載する内容やページ数、アニメーションの有無やWordPress等CMS（contents　management　systemの略。簡単に言うとブログのような機能をサイトにつけること）の有無で料金は変わってきます。
昨今はSTUDIOなどのノーコードツールも普及してきていますから、そのようなツールを使用すればある程度は料金を抑えることも可能です。
ぜひお気軽にご相談ください。