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webサイトを作るメリットと気をつけたほうが良いこと
コラム
「ホームページ、きっとあったほうが良いんだろうけど実際のところどんなメリットがあるんだろう?」
InstagramやTwitter(現X)などなど、現在は特にお金をかけずに情報を発信するツールがたくさんありますから、
そのようにお思いになる方も多いのではないかと思います。
お金と時間と手間がかかるものでもありますから、このようなことは作成前に知っておきたいですよね。
本日はwebサイトを持つメリットと、webサイトを持つにあたっての注意点をご紹介します。
webサイトを作る5つのメリット
・集客につながる
・安定的かつ正しい情報を発信できる
・信用につながる
・求人募集ができる
・マーケティングに活用できる
集客につながる
これが一番のメリットではないでしょうか。
ただ作るだけでなくどのような目的でwebサイトを作成し、どのように運営していくかを考えて実際にwebサイトを動かし育てていけば集客が見込める可能性が高いです。
自社のwebサイトはいわば「ネット上で常に自社のPRのために働いてくれる営業マン」のような存在です。
実際の営業マンという人材を丁寧に育てるようにwebサイトも丁寧に育てていけば、それに応えてくれる存在になってくれます。
またサイト内にお問い合わせフォームを設置することで、24時間365日、忙しい時間帯や休日にもお問合せを受け付けることができます。
お問い合わせフォームは入力項目を設定することができますので、最低限の必要な情報を取りこぼすことなく得ることができます。
(参考までに当事務所のお問い合わせページはこのような形になっています)
安定的かつ正しい情報を発信できる
SNSは基本的に無料で利用することができ、気軽に投稿することができます。
私もお気に入りのお店や素敵なクリエイターさんなどのアカウントをフォローして最新情報を結構頻繁にチェックしています。
ハッシュタグを用いて簡単に最新の情報を発信して多くの人々に見てもらうこともでき、とっても便利ですよね。
ただ、そんな便利なSNSにもデメリットがあります。
それは「固定で発信したい情報が新しい情報に流されていってしまうこと」です。
SNSでも住所を掲載することができますし、ダイレクトメール機能を使用してお問い合わせをすることもできます。
ですが、例えば飲食店で通年で提供している定番メニューの一覧、習い事のお教室の開講日時やお月謝、オンラインショップへの誘導ページ。
これらを固定して表示したいと思ってもSNSではタイムラインの中に埋もれてしまいます。
SNSには情報を投稿一覧の一番上に固定して表示する機能もありますが、固定できる投稿の数には限りがあります。
SNSをお持ちでない場合、レビューサイトにある情報だけが顧客の頼りになります。
レビューサイトは誰でも口コミや情報を書き込むことができるのがメリットですが、それゆえに営業日時やキャッシュレス決済等についての情報が誤っていると顧客を逃してしまう可能性もあります。
もちろん事業主様が訂正することもできるのですが、誤った情報に気がつくまでのタイムラグが発生してしまうと大変です。
そんな時に重宝するのがwebサイトです。
事業主様側から正しい情報を安定的に発信することができるwebサイトはユーザーの利便性を向上させますので、売上向上につながる可能性が高いです。
webサイトはここまで事業主様が育てて来られたSNSとも連携させることができますので、固定で表示したいwebサイトの情報・SNSの最新の情報をうまく掛け合わせてビジネスを発展させていきたいですね!
信用につながる
例えば同じような企業やお店が2つあったとして、webサイトを持っている方と持っていない方のどちらが信用を得やすいかというと、圧倒的に持っている方が信用を得やすいです。
ユーザー目線でサービス提供者を選ぶとき、正しい情報が何もわからない事業者よりも会社・店舗情報や商品、サービスの情報を公開している事業者の方が信用できますよね。
さらに、webサイトは詳細な名刺のような仕事もしてくれます。
例えばお客様との打ち合わせの際に商品紹介ページを表示しながらビジネストークをすることもできますし、前述の詳細な名刺のような仕事をしてくれることでお問い合わせ先がはっきりするので、安心にも繋がります。
また、webサイトを持つことで「webサイトを作って運用していく体力のある事業者」であることを印象付けることもできます。
求人募集ができる
求人広告を出す場合、拡散力がとても魅力的な反面、結構費用がかかりますよね。
自社サイトのブログ機能などを使用して事業主様ご自身で求人情報を出せば費用はかかりません。
アピールポイントをしっかりと明確にした状態で求人専用ページを作れば、求人広告以上に自社の環境の魅力や求職者の知りたい情報を発信することができます。
このような情報を掲載しておくことで、円滑な求人募集を行える効果が期待できます。
マーケティングに活用できる
アクセス解析ツールを使用することで、そのデータをマーケティングに活用できます。
ページの閲覧回数だけでなくどのページがどれくらい見られたか、どのような検索キーワードでサイトにアクセスした人が多いか、アクセスの多い時間帯・時期はいつかなど、アクセス解析ツールを使用するとわかることが色々あります。
ここでわかった情報から、今後のマーケティング活動の方向性を考えることができます。
webサイトを作るにあたって気をつけたほうが良いこと
ここまで作成のメリットをお伝えしてきましたが、気をつけておいたほうが良いこともあります。
・制作、運用に費用がかかる
・ある程度の知識と管理者が必要
・計画的な運用をしないと効果は出にくい
制作、運用に費用がかかる
最近は無料かつ簡単にWebサイトを作成できるサービスも出てきました。
しかし無料プランを使用する場合は大体のサービスで機能が制限されますから、特に事業の規模が大きい場合は無料のツールは不向きです。
また、各種サービスを運営する企業の都合でサービスが終了する可能性もあります。
制作会社・個人事業主を問わず、プロに制作をご依頼いただくにも費用がかかりますし、その費用もサイトの機能によって変わってきます。
昔からあるホームページ作成ソフトも使用するにはもちろん購入費がかかります。
知識がある従業員の方がサイトデータを作成できたとしても、サーバー(ネット上のデータ置き場)の使用にはやはりお金がかかります。
ドメインと呼ばれるwebサイトのアドレスもビジネスで利用するのであれば独自のものを取得したほうが信頼につながりますが、こちらも有料です。
かといって「お金をたくさんかければいいサイトができる」とは限りません。
どのような内容・目的でwebサイトを作るか、どれくらいの予算をそこに使えるかをしっかり検討した上で制作に入ると良いでしょう。
ある程度の知識と管理者が必要
最新情報掲載などの定期的な更新やセキュリティ対策など、サイトは常に最新の状態である必要がありますので、必ず1人は管理者が必要です。
特にセキュリティに関しては、近年は悪意ある人物による企業のwebサイトに対する攻撃や不正アクセス、データの改竄などが発生しています。
そのような事態に対応するためにもwebサイトの管理者を置いてください。
難しい場合はパソコン操作が得意な従業員の方に通常業務と並行してwebサイトの管理業務を行なっていただく、それも難しい場合は外部に委託してください。
計画的な運用をしないと効果が出にくい
メリットの最初の項目で
「どのような目的でwebサイトを作成し、どのように運営していくかを考えて
実際にwebサイトを動かし育てていけば集客が見込める」
とお伝えしましたが、
webサイト制作の目的を定め、目的達成への動線を作り、その上で制作・運用していかないと集客や利益は見込めません。
せっかく作っても、それができなければ街中で錆びついている看板と同じです。
またしっかり作り込んで運用して育てても、webサイトは魔法ではありませんから
すぐには効果は出ません。ある程度の期間が必要です。
いくつか気をつけたほうがよい点もご紹介しましたが、私としてはやはりメリットの方が上回ると考えています。
ただ事業主様のビジネススタイルによってはwebサイトを作らず、例えばチラシを作成してポスティングするとか
そのようなやり方が向いている場合もあります。
千葉県と埼玉県北部を拠点に活動しているクリエイター夫婦ユニット・glueing design(グルーイングデザイン)では
チラシの制作も承っておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
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